私達の思う動物福祉
【動物福祉】とは一言でいえば、「動物が精神的・肉体的に充分健康で、幸福であり、環境とも調和していること」です。
単に動物を情緒的に愛するだけではなく、動物への理解を重んじる考え方です。
フクロウを「コントロールする」というよりも「ありのままを受け入れる」と私達は考えています。
伴侶動物(ペット)というのは『社会』の一員です。フクロウにも人間同様に基本的なニーズを満たしてもらうことによって、安心感を得たいという心は備わっています。
そのような「フクロウの心」を尊重するためには、各種フクロウの習性や生態への理解を深めることが重要になります。
動物行動学と表裏一体と言われる動物福祉の観念です。
動物が好きとか嫌いとかの問題ではなく、お互いに地球に存在するものとして、過干渉は避け、かつ補いないあうような関係を維持していくことこそが、人間と動物において最も望ましい関係だと思っています。
ヒトが自分たちの都合のために活用する動物であっても、決してもの扱いせず、最後まで、その個体らしく生きられるような配慮をしていきたいと考えております。