フクロウの日光浴は必要?紫外線を浴びる事による羽表面付近での効果

2021年3月24日

コキンメフクロウ

フクロウの日光浴は必要?

「日光浴!日光浴!」と無理をして行う必要はありません。

紫外線を浴びる事で、羽表面付近でビタミンD3を生成した後、羽繕いの際に摂取します。ビタミンD3は、食べ物からも摂取することが出来ます。

気分転換やエクササイズも兼ねての推奨となります。

40羽のフクロウと毎日を暮らす筆者が、フクロウの日光浴を徹底解説!

この記事を書いた人

フクロウコンシェルジュ

フクロウの日光浴の意味

ベンガルワシミミズク

日光浴の最たる意味は、カルシウムを吸収する為です。

カルシウムの吸収には、ビタミンDの作用が必要になります。

ビタミンDは別名「サンシャインビタミン」とも呼ばれ、肝臓と腎臓で代謝され、活性化ビタミンDへと変化することでその効果を発揮します。

日光を浴びることで体内で合成できる他に、食物から摂ることも出来ます。

餌から摂取

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きちんと餌(肝臓)を与えていれば、ビタミンD3は摂取出来ます。

日光に当たれば、野生下に近い状態となり理想的ではありますが「日光浴、日光浴!」と無理をして行う必要はありません。

むしろ、寒すぎ・暑すぎで体調を崩す事や、有害性(目の障害など)が心配されます。

フクロウの日光浴の方法

ベンガルワシミミズク

日光浴する時間帯

陽の高い内のは目に刺激が強いので、直射日光を避ける時間帯が理想的です。

午前中がおすすめです!

日光浴の仕方

フクロウ係留パーチ

繋留パーチに乗せて、日光が当たる場所に置いてあげましょう。

室内飼いの場合は、お庭や窓際などで日光浴させてあげます。 窓は紫外線をカットするので、窓を開けて行います。

反射光でも効果的です!

フクロウの日光浴の注意点

ベンガルワシミミズク

目を離さない

屋外で日光浴を行う際は、飼い主さんが見れる時だけにしましょう。

夏場の蒸れや、長時間の直射日光は危険です。

目を離すときは、日陰など直射日光が当たらない場所に移動させてあげてください。

日光浴を強行して、体調を崩せば本末転倒です!

フクロウの日光浴まとめ

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日光浴は必須なの?

ビタミンD3は餌(肝臓)からも摂取する事ができるので、必須ではないと考えられます。

ただ、ヒトも日光浴をすると気分転換になる様に、フクロウの気分転換も兼ねて日光浴をするのが良いと思われます!

日光浴中のフクロウを詳しく観察してあげてください!

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